大阪市立瓜破斎場

大阪市立瓜破斎場とは

平野区にある大阪市立瓜破斎場は、昭和32年に近隣の南斎場や住吉・平野の各斎場の廃止により開設された公営斎場です。
平成7年に全面的な改修工事を終えた瓜破斎場は、葬儀式場とクリーンエネルギーの都市ガスを燃料とした火葬施設を併せもつ、葬儀から火葬までを一貫して行える施設へと生まれ変わりました。

火葬施設と葬儀式場が同じ敷地内にあることから、参列する方の移動の負担が少なく、安心して故人とのお別れができる斎場です。
そんな瓜破斎場は大阪市設瓜破霊園内にあります。
四季折々の木々が茂り、霊園内の池には白鳥も飛来する大阪市設瓜破霊園。
訪れた人の心を穏やかにする静かな環境の霊園内にある瓜破斎場は、大阪シティバス「瓜破霊園前」バス停より徒歩8分の距離にあります。
また地下鉄谷町線出戸駅からは瓜破霊園への無料送迎バスが、約30分に1本の間隔で運行され利用が可能です。（利用時間によって異なります。）
自動車で来場される方のために自家用車97台・ バス9台が無料で利用できる駐車場も完備しています。
また大阪市には登録業者専用の公営斎場予約システムがあり、365日24時間斎場の空き状況を確認することも可能です。

大阪市立瓜破斎場の施設概要

駐車場　

瓜破霊園の駐車場を利用できるため、24時間無料で駐車場をご利用可能です。
97台の自家用車が駐車可能な瓜破斎場は大駐車場に81台、式場横の駐車場にも16台の自動車が駐車でき、お体の悪い方でも楽に式場に移動することができます。
またマイクロバスも9台駐車できます。

予約方法

瓜破斎場は24時間365日、登録業者専用（葬祭事業者専用）の大阪市立斎場予約システムから予約できます。
ご希望の日時がございましたら、葬儀業者を通しその場ですぐに空き状況の確認ができますのでお気軽にご相談ください。
なお予約が埋まっておりご希望にそえない場合には近隣の斎場をご案内させていただくことも可能です。

斎場内について

広々とした瓜破霊園内にある瓜破斎場。
駐車場の充実した瓜破斎場には自動車でお越しの方も多いですが、瓜破斎場内は一歩通行となっています。
自動車でのご来場の際はお気を付けください。
また公共交通機関をご利用の方は、霊園内に斎場までの案内看板があります。

喫煙所

瓜破斎場は火葬場・式場内共に全館禁煙となっております。
お煙草を吸われる方のために、管理棟内にある市民休憩室出入口付近に喫煙所が設置されていますのでこちらをご利用ください。

お手洗い

瓜破斎場には遺族控室や無料で解放されている市民休憩室が準備されています。
火葬入場後はこちらでお待ちになることも可能です。
市民休憩室での飲食はできませんのでご了承ください。

休憩室

瓜破斎場内には全部で5箇所のお手洗いが設置されています。
車椅子などお体が不自由な方のために、北炉前ホール横のお手洗いがバリアフリー仕様となっておりますのでご利用ください。
どなたでもストレスなく式に参列できるよう配慮されています。

遺族控室

瓜破斎場では通夜の晩に、宿泊を希望されるご遺族のために遺族控室を準備しています。
給湯室はありますがアメニティや浴室はなく、布団もございません。
宿泊の際はご自宅から寝具等をお持ちいただくか、貸し布団をご利用ください。
遺族控室では飲食もしていただけます。
通夜の後に遺族控室でお食事をされる際は、斎場内に売店等はございませんので持参する必要があります。
葬儀式場は出棺後1時間以内に瓜破斎場に返却する規則のため、瓜破斎場で食事をすることはできません。
そのため初七日法要は式中、もしくは近隣の料理店やご自宅にて執り行っていただきます。

霊安室

瓜破斎場はご自宅で故人様の安置が出来無いご遺族のために、ご遺体を安置するための霊安室を備えています。
式場をご利用の際は故人様のご遺体は病院や自宅もしくは病院の安置室から斎場へ運ばれるため、霊安室はご利用できません。
火葬式（直葬）の故人様は、火葬の前日のみご遺体を瓜破斎場の霊安室に安置できます。
また火葬式をご利用の際は火葬許可証が必要となります。

式場料金

1日に1組限定で式場の利用が可能です。
同じ場所で通夜・葬儀から火葬やお骨拾いまでを執り行えるため参列する方の移動の負担を軽減し、霊柩車やマイクロバスなどの移動に使う葬儀費用をカットできるなどのメリットもあります。
式場は故人様または死亡届人が、大阪市・八尾市の方のみご利用できます。

• 通夜・告別式を行うご葬儀の際は1日半の式場利用が必要となり、式場費用は48,000円になります。

火葬料金

火葬施設は故人様または火葬許可の申請者が、大阪市・八尾市の方は市民料金でご利用できますがそれ以外の方は市民外料金でのご利用となります。

保管室

瓜破斎場で火葬されたお骨は、2回目の8月まで斎場の保管室で保管されます。
例えば令和5年9月1日に火葬された場合は、令和7年8月31日までの保管となります。
また他の大阪市立斎場（北斎場・小林斎場・鶴見斎場・ 佃斎場）でも同様に、火葬されたお骨は各斎場の保管室で保管されます。
保管遺骨の参拝に関しては、大阪市立斎場内管理事務所にてお葬式の日時と故人のお名前をお伝え頂ければお参りすることが可能です。
また骨壺に入りきらなかった残骨に関しては、斎場内の共同埋葬墓地と無縁諸霊之碑に納められます。
事前にご相談があれば散骨の対応も可能です。