箕面市で国民健康保険または後期高齢者医療制度に加入していた方が亡くなった場合、葬儀を行った方は申請によって「葬祭費」を受け取ることができます。金額はどちらも5万円ですが、申請の窓口や必要な書類が少し異なります。
この記事では、箕面市の葬祭費の申請方法を、国民健康保険と後期高齢者医療制度に分けて、葬儀のプロの視点からわかりやすく解説します。
箕面市の葬祭費の概要
| 項目 | 国民健康保険 | 後期高齢者医療制度 |
|---|---|---|
| 対象 | 箕面市の国民健康保険の被保険者が亡くなったとき | 後期高齢者医療制度の被保険者が亡くなったとき |
| 支給額 | 5万円 | 50,000円 |
| 受け取る人 | 葬祭を行った方 | 葬祭を行った方 |
| 窓口 | 市民部国民健康保険課(072-724-6734) | 市民部介護医療課(市役所本館1階北側窓口・072-724-6739) |
| 郵送での提出 | 国民健康保険課にご確認ください | 可能 |
後期高齢者医療制度は、主に75歳以上の方が加入する医療保険です。亡くなった方がどちらに加入していたかは、お手元の資格確認書やマイナ保険証の情報で確認できます。会社の健康保険(協会けんぽや健康保険組合など)に加入していた方の場合は、勤務先の健康保険から埋葬料などが支給されるため、手続き先が異なります。
国民健康保険の葬祭費の申請に必要なもの
- 亡くなった方の「マイナ保険証」または「資格確認書」
- 葬儀の領収証(亡くなった方の氏名が記載されているもの)
- 葬祭を行った方が確認できる書類
- 申請者(葬祭を行った方)の振込先金融機関口座がわかるもの
- マイナンバーがわかるもの
- 本人確認書類
後期高齢者医療制度の葬祭費の申請に必要なもの
- 亡くなった方の被保険者証または資格確認書
- 葬儀の領収書
- 申請者が葬祭を行ったことが確認できるもの(葬儀の領収書で喪主の氏名が確認できない場合のみ)
- 振込先(原則として喪主)の口座番号などがわかるもの
どちらの場合も、葬儀の領収書が中心になる書類です。葬儀社から受け取る領収書に、亡くなった方の氏名と、宛名として喪主(葬祭を行った方)の氏名が記載されているかを確認しておくと、申請がスムーズです。
申請のタイミングと注意点
葬儀の支払いを済ませてから申請する
葬祭費は、葬儀の領収書を添えて申請するため、葬儀社への支払いを終えてから手続きします。死亡に伴う保険の資格喪失の手続きと同じ時期に申請すると、窓口に行く回数を減らせます。
申請しないと受け取れない
葬祭費は自動的には振り込まれません。申請してはじめて支給される給付です。葬祭費を受け取る権利は、葬祭を行った日の翌日から2年を過ぎると時効で消滅します。忘れないうちに手続きしてください。
直葬や一日葬でも対象になる
葬祭費は「葬祭を行った方」に支給されます。通夜や告別式を行わない直葬(火葬式)の場合も、火葬などの葬祭を行った方として申請するのが一般的ですが、対象になるかどうかは念のため市の窓口で確認してください。申請に使う領収書の内容は、葬儀社に確認してください。
葬祭費を差し引いた実質的な負担
たとえば、箕面市立聖苑の第四式場で一日葬を行う場合、大阪葬儀の一日家族葬のプラン(30万円〜50万円・税込・葬儀社からの見積時の参考価格)に、聖苑の市内料金(第四式場50,000円、火葬料20,400円)を合わせると、約37.0万円〜57.0万円がめやすです(プランに式場使用料や火葬料が含まれていない場合)。ここから葬祭費の5万円を差し引くと、実質的な負担は約32.0万円〜52.0万円になります(宗教者へのお礼や料理などは別)。
直葬の場合は、シンプル直葬(10万円〜15万円)と火葬料20,400円で約12.0万円〜17.0万円、葬祭費を差し引くと約7.0万円〜12.0万円がめやすです。
なお、生活保護を受けている方などで葬儀費用を用意できない場合は、葬祭費とは別に、生活保護の葬祭扶助という制度があります。
まとめ
箕面市の葬祭費は、国民健康保険・後期高齢者医療制度のどちらも5万円で、葬祭を行った方が申請して受け取ります。国民健康保険は国民健康保険課、後期高齢者医療制度は介護医療課が窓口です。
申請には葬儀の領収書が必要です。領収書に故人と喪主の氏名が入っているかを確認し、支払い後に早めに申請することをおすすめします。
※葬祭費の内容は、箕面市「その他の給付」(国民健康保険・2026年5月9日更新)、「後期高齢者医療制度で受けられる給付」(2026年7月24日更新)、聖苑の料金は指定管理者による箕面市立聖苑ホームページの施設利用料金表(令和3年7月改定)、プランは大阪葬儀のプランページ(2026年10月時点で確認)をもとに作成しています。プランの価格は税込・葬儀社からの見積時の参考価格です。改定される場合があるため、申請前に箕面市の担当窓口で最新の内容をご確認ください。









