法事・法要

一心寺のお骨佛に納骨するには|費用・条件・当日の流れ

一心寺のお骨佛納骨の費用と流れ
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大阪市天王寺区の一心寺は、納められたお骨で仏像を造る「お骨佛(おこつぶつ)」で知られるお寺です。宗派を問わず(一部の宗派を除く)納骨を受け付けていることから、大阪では、お墓を持たない方の納骨先として昔から親しまれてきました。

この記事では、一心寺のお骨佛への納骨の費用と流れ、納骨できるお骨の条件、当日の準備を、葬儀のプロの視点から解説します。

一心寺のお骨佛とは

お骨佛は、納められたお骨を粉末にして固め、仏像の形に造ったものです。一心寺では明治20年から、10年ごとにお骨佛を造立して供養してきました。次のお骨佛は、令和9(2027)年に開眼される予定です。

納骨されたお骨は、すぐにお骨佛造立の準備に入るため、一度納めたお骨は返してもらえません。ご家族で納得したうえで納骨することが大切です。

納骨冥加料(費用)

項目 金額
納骨冥加料 2万円・3万円・5万円
永代供養料 別途必要

墓石を建てるお墓と比べると、費用を抑えて納骨できるのが特徴です。永代供養料については、一心寺に確認してください。

納骨できるお骨の条件(令和3年1月から)

一心寺では、胴骨(全骨)や改葬による納骨が増え、お骨の総量がお骨佛造立の限界を超えそうになったことから、令和3(2021)年1月1日以降、納骨の受け入れを次のように制限しています。

  • 小骨壺のみ納骨できる:直径9cm以下、蓋を含めて高さ11cm以下の小骨壺
  • 1霊につき1壺のみ
  • 胴骨・全骨は納骨できない
  • 改葬による納骨はできない:墓じまいや、ほかの納骨施設からの移転による納骨は受け付けておらず、改葬の受入証明も発行されません
  • 郵送・宅配便での納骨はできない

つまり、一心寺に納めるのはお骨の一部(分骨)になります。残りのお骨は、お墓や納骨堂、合葬墓などに納めることを考えておく必要があります。火葬のときに、一心寺用の小骨壺にお骨を分けておくと、手続きがスムーズです。

納骨に必要なもの

  • 証明書の原本:「火葬許可証」「火葬済証明書」「分骨証明書」のいずれか(コピーでは納骨できません)
  • お骨:外箱ごと持参します
  • 数珠:本堂と納骨堂でおつとめをするため必要です
  • 故人の情報:氏名、死亡年月日、法名(戒名)がある場合はその法名

あらかじめ、納骨の施主(責任者)を決めておきます。後日、大法要の案内などのために、施主の住所と氏名を記入します。当日の服装は、あまり堅苦しく考えなくても大丈夫です。

分骨証明書について

お骨の一部を一心寺に納める場合、火葬の後に残りのお骨を別の場所に納めるなら、火葬場で分骨証明書を発行してもらう必要があることがあります。火葬の前に、葬儀社に「一心寺に分骨したい」と伝えておくと、小骨壺の用意や証明書の手配を進めてもらえます。

納骨当日の流れ

  1. 受付:予約は不要です。受付時間は9時から16時(お盆・お彼岸などは時間帯を少し拡大)で、一心寺の山門を入って右手の受付・念佛堂へ行きます。納骨申込書に、施主の住所・氏名、故人の死亡年月日・俗名・法名などを記入します。
  2. 納骨回向・焼香:受付を済ませたお骨と経木を持って本堂に入り、回向座の受付机に提出して、順番に焼香します。
  3. 納骨:納骨堂へ移動し、お骨を納めます。

所要時間はおおむね1時間ですが、混雑時はさらに長くかかることがあります。

納骨の後の供養

納骨した翌年の4月26日・27日に、前年に納骨した各家を案内して「年次納骨供養大法要」が行われます。施主にはがきで通知が届きます。その後は、お骨佛の開眼まで案内はありませんが、命日やお彼岸、お盆など、折にふれてお参りできます。

一心寺の基本情報

所在地 大阪市天王寺区逢阪2丁目8-69
電話 06-6771-0444
受付 年中無休、9時から16時

まとめ

一心寺のお骨佛への納骨は、宗派を問わず(一部の宗派を除く)受け付けられており、納骨冥加料は2万円・3万円・5万円です(永代供養料は別途)。ただし令和3年からは、小骨壺(直径9cm以下・高さ11cm以下)1つのみの納骨となり、胴骨・全骨や改葬による納骨はできません。

一心寺に納めるのはお骨の一部になるため、火葬の前に分骨の準備をし、残りのお骨の納め先も考えておくことが大切です。

※内容は、一心寺「納骨とお骨佛」「ご納骨受入れ制限のお知らせ」(2026年10月時点で確認)をもとに作成しています。納骨の条件や冥加料は変わる場合があるため、納骨の前に一心寺で最新の内容をご確認ください。