公営斎場・葬儀社

堺市立斎場で家族葬|料金・式場・予約の流れと葬儀社の選び方

堺市立斎場で家族葬料金と流れを解説
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堺市で家族葬を考えるとき、「公営斎場を使えば費用を抑えられる」と聞いても、料金や式場の使い方、葬儀社への頼み方まではわかりにくいものです。

この記事では、堺市で唯一の公営火葬場である堺市立斎場について、料金や式場の使い方、家族葬の進め方と費用のめやす、葬儀社の選び方を、葬儀のプロの視点からわかりやすく解説します。

堺市立斎場とは?堺市で唯一の公営火葬場

堺市立斎場は、堺市堺区田出井町にある市営の斎場です。火葬場に加えて式場・待合室・霊安室を備えており、通夜・告別式から火葬までを同じ施設で行えます。堺市内の公営火葬場はここ1か所のみです。

基本情報

名称 堺市立斎場
所在地 堺市堺区田出井町
アクセス JR阪和線「堺市駅」から徒歩約5分(南海バス「阪和堺市駅前」から徒歩約5分)
施設 火葬炉17基(大型炉1基、普通炉16基)、式場3室(大式場70席×2室・小式場40席×1室)、待合室12室(和室10室・洋室2室)、告別室・収骨室、霊安室
使用申請の受付 午前9時〜午後5時15分
休場日 1月1日と管理上必要な日
問い合わせ 堺市立斎場 072-228-0167

開場時間

火葬場 午前10時〜午後5時
式場 午前9時〜午後9時
待合室 午前10時〜午後9時30分
霊安室 午前9時〜午後9時

※市長が必要と認めたときは変更される場合があります。

堺市立斎場の使用料金(市民・市外の違い)

堺市立斎場の使用料は、亡くなった方の死亡当時の住所が堺市内かどうかで「市民」と「その他」に分かれます。市外の方の料金は市民の数倍に設定されているため、住所の確認は最初に行っておきたいポイントです。

火葬場の使用料(1体あたり)

区分 市民 その他(市外)
大人(12歳以上) 20,000円 100,000円
小人(12歳未満) 14,000円 70,000円

式場の使用料(1回あたり)

式場・時間帯 市民 その他(市外)
大式場/午後5時〜翌日午後4時 70,000円 210,000円
大式場/午前9時〜午後4時 35,000円 105,000円
大式場/午後5時〜翌日午前9時 35,000円 105,000円
小式場/午後5時〜翌日午後4時 50,000円 150,000円
小式場/午前9時〜午後4時 25,000円 75,000円
小式場/午後5時〜翌日午前9時 25,000円 75,000円

※式場の使用時間には、準備や後片付けの時間も含まれます。大式場は70席、小式場は40席です。家族葬では、人数に合わせて小式場を選ぶと費用を抑えられます。

待合室・霊安室

  • 待合室:火葬に伴う利用は、火葬が終わるまで無料です(火葬場の使用許可時間から2時間30分まで)。火葬の待合以外で利用する場合は、2時間までごとに1室3,000円(市民。その他は9,000円)です。
  • 霊安室:24時間ごとに1体2,000円(市民。その他は6,000円)。使用できるのは1体につき48時間が限度で、特別な理由がある場合は例外があります。

使用料は原則として前納で、納付後に使用許可書が交付されます。なお、特別の理由があると認められた場合は、使用料が減額・免除される制度があります。

堺市立斎場で家族葬を行う流れと時間

堺市立斎場の式場は、使える時間があらかじめ決まっています。

  • 通夜:午後6時〜午後9時
  • 告別式:午前11時〜午後2時の間で、斎場が指定する時間
  • 火葬:死亡後24時間が経過してから。火葬場の開場は午前10時〜午後5時

手続きは、まず電話などで斎場に火葬場と式場の使用を予約し、区役所市民課に死亡届を提出して火葬許可証を受け取ります。そのうえで斎場で使用の手続きを行い、使用料を支払います。なお、堺市立斎場で火葬を行わない場合は、式場などの斎場施設は使用できません。葬儀社に依頼する場合は、これらの予約や手続きを葬儀社が代行するのが一般的です。

一日葬と二日葬(通夜あり)でどう違う?

式場の使用料は、通夜を行うかどうかで変わります。

形式 式場の時間帯 斎場使用料のめやす(小式場・市民)
一日葬(通夜なし) 午前9時〜午後4時 式場25,000円+火葬20,000円=45,000円
二日葬(通夜・告別式) 午後5時〜翌日午後4時 式場50,000円+火葬20,000円=70,000円

※上記は堺市立斎場に支払う使用料のみです。葬儀社の費用や寺院へのお礼などは含まれません。

火葬だけ(直葬・火葬式)の場合

通夜や告別式を行わない火葬式では、式場は不要です。火葬場の使用料(市民20,000円)のみで、ご遺体を安置する霊安室を使う場合は別途費用がかかります。まずはご家族だけでお別れしたいという方に選ばれる形式です。

堺市立斎場での家族葬の費用はいくらかかる?

葬儀全体の費用は、おおまかに次の3つに分かれます。

  1. 斎場使用料:上でご紹介した、堺市に支払う火葬・式場の料金
  2. 葬儀社の費用:搬送、安置、祭壇、棺、遺影、スタッフ対応など
  3. その他の費用:飲食・返礼品、寺院へのお礼(お布施)など

公営斎場で家族葬を行う場合の、葬儀社プランの参考価格は次のとおりです(税込、葬儀社からの見積時の参考価格)。

プラン 参列のめやす 参考価格
シンプル直葬(火葬式) 1〜5名程度 10万円〜15万円
一日家族葬 1〜20名程度 30万円〜50万円
二日家族葬(通夜・告別式) 1〜30名程度 40万円〜60万円

斎場使用料や飲食費・お布施などの扱いは葬儀社によって異なります。見積書を受け取ったら、何が含まれていて何が別料金かを必ず確認しましょう。

堺市には、葬儀の内容と料金があらかじめ決められた「規格葬儀」という制度もあります(市内で葬儀を行う市民が対象)。堺市立斎場を使うタイプは40万円・60万円(税別)の2種類で、取扱店に直接申し込みます。内容と料金が決まっているので、葬儀社の見積と比べるときの目安になります。

堺市立斎場で家族葬をするときの注意点

  • 住所で料金が変わる:死亡当時の住所が堺市外の場合は、市外料金になります。
  • 時間に制約がある:式場を使える時間帯が決まっているため、通夜・告別式を自由な時間にはできません。
  • 日程は混み合うことがある:希望の日に取れるかは、早めに葬儀社へ相談してください。
  • 駐車場:斎場内に駐車できる車は4台までで、事前に渡される「斎場駐車許可証」が必要です。許可証のない参列者は、東側駐車場(午前9時30分〜午後9時30分、「当面の間」の臨時利用)を使います。周辺道路は歩道がなく狭い箇所があるため、徒歩で来場する際は足元や車に十分お気をつけください。
  • 炉前での読経・りんは禁止:火葬炉の前では「りん・読経」ができません。宗教者に依頼する場合は、事前に葬儀社を通じて伝えておくと安心です。

堺市立斎場に対応する葬儀社の選び方

公営斎場は使用料を抑えやすい反面、葬儀社の選び方で総額が大きく変わります。次の点を確認してみてください。

  • 堺市立斎場での施行実績があるか
  • 見積書に「含まれるもの」「含まれないもの」が明記されているか
  • 搬送・安置から24時間対応してくれるか
  • 葬儀後の役所手続きや相続などの相談に乗ってくれるか

大阪葬儀では、問い合わせの電話が葬儀社に直接つながります。堺市での公営斎場の利用についても、費用の目安や流れを電話で確認できます。

葬儀社一覧や堺市エリアの公営斎場も、あわせてご覧ください。

よくある質問

堺市外に住んでいても堺市立斎場を使えますか?

使えます。亡くなった方の死亡当時の住所が堺市外の場合は「その他(市外)」の料金区分となり、大人の火葬料は100,000円です。

通夜をしない一日葬でも堺市立斎場を使えますか?

使えます。午前9時〜午後4時の式場区分があり、小式場で25,000円(市民)です。告別式は午前11時〜午後2時の間で斎場が指定する時間に行います。

生活保護を受けていても葬儀はできますか?

堺市立斎場には、堺市で生活保護を受けている(受けていた)方のための減免制度があり、火葬場・霊安室の使用料が市民使用料の半額になります(施行規則第13条)。生活保護の方が利用できる福祉葬(0円プラン)もあります。適用できるかどうかは、ご相談の際に葬儀社がお調べします。

火葬までに日数はどれくらいかかりますか?

原則として死亡後24時間が経過しないと火葬はできません。それ以降の日程は、斎場の空き状況によって変わります。まずは葬儀社に希望日を伝えて、取れる日を確認してもらいましょう。

まとめ

堺市立斎場は、堺市で唯一の公営火葬場です。市民であれば、火葬20,000円・小式場25,000〜50,000円と、斎場使用料を低く抑えられます。一方で、住所による料金差や式場の時間制限、日程の混み具合には注意が必要です。

費用を抑えるには、斎場使用料だけでなく、葬儀社の見積全体を比べることが大切です。公営斎場での家族葬を考えている方は、無料相談をご活用ください。

※料金・時間は堺市の条例・施行規則および公表資料(2026年10月時点で確認)をもとに作成しています。改定される場合があるため、ご利用前に堺市立斎場または葬儀社で最新の内容をご確認ください。