公営斎場・葬儀社

公営斎場で家族葬はできる?少人数向けの式場と費用・注意点

公営斎場で家族葬はできる?
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「公営斎場は大きな葬儀向けで、家族葬には向かないのでは?」と考える方もいます。結論から言うと、公営斎場でも家族葬は行えます。大阪市立斎場や堺市立斎場には少人数でも使える式場があり、斎場使用料を抑えられるのが大きな利点です。

この記事では、公営斎場で家族葬を行うための条件、少人数向けの式場、注意点を、葬儀のプロの視点から解説します。

公営斎場で家族葬はできる?

できます。公営斎場は、参列者の人数に関係なく利用できます。家族葬は、家族・親族やごく親しい方だけで見送る葬儀の形式で、式の内容は一般葬と大きく変わりません。式場の大きさを人数に合わせて選べば、公営斎場でも落ち着いて家族葬を行えます。

公営斎場で家族葬をするメリット

  • 斎場使用料を抑えられる:市民であれば、式場と火葬の使用料が低く設定されています。
  • 式場と火葬場が同じ施設:通夜・告別式のあと、霊柩車やマイクロバスで火葬場へ移動する必要がありません。
  • 料金が明確:使用料は条例で決まっているため、見積もりの段階で費用の見通しを立てやすくなります。

少人数でも使える公営斎場の式場

大阪市立斎場

斎場・式場 席数 昼間(市民)
北斎場(小式場) 約20席 6,000円
佃斎場(式場) 1室(席数は葬儀社が確認) 6,000円
瓜破斎場(式場) 約100席 12,000円
北斎場(中式場) 中式場2室で約80席 20,000円
鶴見斎場(大式場) 約120席 23,000円

※火葬料は、市民の大人で10,000円です。小林斎場は建替工事のため、式場の利用が停止されています(火葬は通常どおり)。

堺市立斎場

式場 席数 午前9時〜午後4時(市民) 午後5時〜翌日午後4時(市民)
小式場(1室) 40席 25,000円 50,000円
大式場(2室) 70席 35,000円 70,000円

※火葬料は、市民の大人で20,000円です。

家族葬で参列者が10〜20名程度であれば、大阪市なら北斎場の小式場や佃斎場、堺市なら小式場が候補になります。大きな式場でも、席の配置を工夫すれば少人数でも寂しくならないように整えられます。

公営斎場で家族葬をするときの条件・注意点

  • 住所によって料金が変わる:大阪市立斎場は、亡くなった方または斎場の使用者(申込者)のどちらかが大阪市内に住所があれば市民料金です。堺市立斎場は、亡くなった方の死亡当時の住所が堺市内かどうかで決まります。
  • 式場の数が少ない:小さな式場は1斎場に1室程度のため、希望の日に空いていないことがあります。日程に余裕を持って、早めに葬儀社へ相談しましょう。
  • 時間が決まっている:堺市立斎場は、通夜が午後6時〜午後9時、告別式が午前11時〜午後2時の間で斎場が指定する時間です。
  • 堺市立斎場は火葬とセット:堺市立斎場で火葬を行わない場合は、式場などの斎場施設は使えません。
  • 心付けは不要:大阪市立斎場では、職員への心付けは一切必要ありません。

公営斎場の家族葬にかかる費用のめやす

形式 葬儀社のプラン(参考価格) 斎場使用料(市民・大人)
一日家族葬(1〜20名程度) 30万円〜50万円 大阪市:16,000円〜/堺市:45,000円〜
二日家族葬(1〜30名程度) 40万円〜60万円 大阪市:式場の夜間料金が加わる/堺市:70,000円〜

※プランの価格は税込で、葬儀社からの見積時の参考価格です。プランの価格帯によっては、火葬料金・式場使用料などが含まれていないことがあります。宗教者へのお礼(10万円程度から)などは別にかかります。

詳しい費用の内訳は、大阪市エリアの公営斎場、堺市エリアの公営斎場のページもご覧ください。

公営斎場で家族葬を行う流れ

  1. 葬儀社に連絡し、搬送・安置する:ご自宅または葬儀社の安置施設に安置します。
  2. 形式と人数を決める:一日葬か二日葬か、参列の人数のめやすを葬儀社に伝えます。
  3. 斎場を予約する:人数に合った式場と火葬の空きを、葬儀社が確認して予約します。
  4. 死亡届を提出する:葬儀社が代行するのが一般的です。
  5. 通夜・告別式、火葬:公営斎場の式場で式を行い、同じ施設で火葬します。

よくある質問

家族葬だと、公営斎場の式場を断られることはありますか?

人数の多い少ないよりも、人数に合った式場が空いているかどうかがポイントです。

家族葬で、親族以外の方が来てしまったらどうすればよいですか?

家族葬で行うことと、参列をご遠慮いただきたい旨を、訃報の段階で伝えておくのが一般的です。それでも弔問に来られた場合は、ご家族の判断でお受けしてかまいません。

公営斎場で、通夜なしの一日葬もできますか?

できます。大阪市立斎場では昼間の区分、堺市立斎場では午前9時〜午後4時の区分で式場を使えます。

まとめ

公営斎場でも、家族葬は問題なく行えます。大阪市立斎場なら北斎場の小式場や佃斎場、堺市立斎場なら小式場など、少人数でも使える式場があり、市民であれば斎場使用料を抑えられます。

一方で、小さな式場は数が少なく、日程が取りにくいこともあります。人数と希望日を早めに葬儀社へ伝えることが、公営斎場で家族葬を行うためのいちばんのポイントです。

※料金・設備は、大阪市「市立斎場のご案内」(2026年4月1日掲載)、堺市「利用のご案内について」(2025年12月21日更新)、大阪葬儀のプランページ(2026年10月時点で確認)をもとに作成しています。料金は改定される場合があります。