家族葬とは

火葬式とは、お通や、葬儀、告別式などを行わない葬儀形態のことを指します。病院や自宅から安置所へ送り、安置した後、そのまま仮装するお別れです。
かつては経済的に余裕がない人や葬儀社のプランにない葬儀として執り行われてきました。しかし、近年ではインターネットで広く発信されるようになり、新しい葬儀の一つとして幅広く認知されている形式です。
火葬炉の前で簡単に行われる葬儀で、費用の安い葬儀プランとして近年増えつつあります。別名で、直葬と言われることもあります。

一日葬とは、お通を執り行わず、葬儀屋告別式、火葬までを1日で行う葬儀です。
一般的に葬儀にかかる日数は、最短で2日、多くの場合は3日で執り行われることが多いと言われています。しかし、一日葬の場合、1日で葬儀を終えることができるので、親族や家族の負担が少なくなるのが特徴です。
身内や親族のみの小規模な葬儀を執り行いたいという人にも適しています。

二日葬とは、一般葬と同じように僧侶や宗教者立ち合いのもとで行われる葬儀です。
一日葬との明確な違いは、お通夜の有無の違いです。
二日に渡ってお通夜と葬儀が執り行われ、葬儀の日程や流れは一般葬とそれほど変わらない場合が多いと言われています。
お通夜を行う分、一日葬に比べると費用は高くなりますが、一般葬に近い形式でありながら肉体的、経済的な負担が少ないことがメリットと言えるでしょう。

密葬は日本に古くからあり、本葬やお別れの会を行う前に家族や近しい親族だけで執り行う葬儀形式のことをいいます。
密葬後は、本葬やお別れの会が行われる前提として行われることが多いのが特徴です。例えば、会社の社長や芸能人が亡くなり、多くの人の参列が予想される葬儀の場合、遺族は準備や対応に追われ、大切な人とのお別れが疎かになってしまうことが予想されます。
家族葬との明確な違いは、「後日改めて本葬やお別れの会を予定しているかどうか」と言えるでしょう。