夜中や明け方に、病院や施設から「お亡くなりになりました」と連絡を受けたり、ご自宅で家族が息を引き取ったりすることがあります。深夜で役所も斎場も閉まっている時間に、何から始めればよいのか戸惑う方は少なくありません。
この記事では、大阪で夜間・深夜に家族が亡くなったときに、すぐにやること・朝まで待ってよいことを、亡くなった場所別に葬儀のプロの視点から解説します。
深夜に亡くなったとき、最初にやるべき3つのこと
- 死亡の確認を受ける:病院・施設では医師が死亡を確認し、死亡診断書を発行します。ご自宅の場合は、状況に応じてかかりつけ医や救急に連絡します(下で詳しく説明します)。
- 葬儀社に連絡する:ご遺体の搬送と安置先の手配を依頼します。24時間対応の葬儀社であれば、深夜でもお迎えに伺えます。
- ご遺体を安置する:ご自宅、または葬儀社の安置施設に搬送して安置します。
斎場の予約や死亡届の提出、親族以外への連絡は、夜が明けてからで間に合うことがほとんどです。まずは落ち着いて、搬送と安置を済ませましょう。
亡くなった場所別の対応
病院で亡くなった場合
医師が死亡を確認し、死亡診断書を発行します。病院の霊安室に長く安置できないことが多いため、病院から葬儀社の手配を求められることがあります。病院から葬儀社を紹介されることもありますが、依頼する葬儀社はご家族が自由に選べます。搬送だけを先にお願いし、葬儀の内容と費用は落ち着いてから決めることもできます。
介護施設で亡くなった場合
施設の嘱託医や協力医療機関の医師が死亡を確認し、死亡診断書を発行するのが一般的です。施設の職員と相談しながら、葬儀社に搬送を依頼します。
ご自宅で亡くなった場合
- 在宅医療などでかかりつけ医がいる場合:まずかかりつけ医に連絡し、死亡の確認と死亡診断書の発行を依頼します。
- 突然亡くなった場合や、かかりつけ医がいない場合:救急(119番)に連絡します。明らかに亡くなっている場合などは警察が関わり、検案を経て死体検案書が発行されます。その場合、ご遺体を動かさずに指示を待ちましょう。
葬儀社に連絡するときに伝えること
- 亡くなった方のお名前と、亡くなった場所(病院名・施設名・住所)
- 連絡する方のお名前と電話番号
- 安置先の希望(ご自宅か、葬儀社の安置施設か)
- お迎えの希望時間
- わかる範囲で、宗派や葬儀の形式の希望(決まっていなくても大丈夫です)
大阪葬儀では、24時間365日、電話が葬儀社に直接つながります。深夜でも搬送・安置のご相談ができます。お急ぎの方へのページもご覧ください。
朝になってからでよいこと
| 手続き | 受付時間のめやす | ポイント |
|---|---|---|
| 大阪市立斎場への問い合わせ | 9時30分から17時 | 葬儀社が日程を調整して予約するのが一般的 |
| 堺市立斎場の使用許可申請 | 午前9時から午後5時15分 | 堺市では斎場を予約してから死亡届を出す |
| 死亡届(大阪市) | 休日・時間外も宿日直で受付 | 受理は開庁日の審査後 |
| 死亡届(堺市) | 休日時間外受付あり | 預かり扱いとなり、翌開庁日に確認 |
| 親族以外(友人・職場など)への連絡 | 日程が決まってから | 葬儀の形式と日程が決まってから知らせるとスムーズ |
死亡届は夜間でも受け付けてもらえますが、斎場の予約は朝からになるため、葬儀社と日程を相談してから提出するのが一般的です。
深夜の搬送・安置で気をつけたいこと
- 安置先を決めておく:ご自宅に安置する場合は、布団を敷くスペースと、エアコンで室温を下げられる部屋があるかを確認します。難しい場合は葬儀社の安置施設を利用します。
- 費用を確認する:深夜の搬送で追加料金がかかるかどうか、搬送距離による費用を、依頼する前に確認しておきましょう。大阪葬儀でご案内しているプランには、寝台車(病院〜安置、安置〜火葬場)とドライアイス(2日分)が含まれています。
- 貴重品と書類を受け取る:病院や施設から、死亡診断書と故人の私物を受け取ります。死亡診断書は役所の手続きで必要になるため、なくさないように保管します。
- 無理をしない:深夜の連絡は、心身ともに大きな負担です。決めなければならないことは、搬送と安置先だけです。
よくある質問
夜中でも葬儀社に来てもらえますか?
24時間対応の葬儀社であれば、深夜でもお迎えに伺います。大阪葬儀にご連絡いただくと、葬儀社が直接対応します。
病院から紹介された葬儀社に頼まないといけませんか?
いいえ。依頼する葬儀社はご家族が選べます。紹介された葬儀社に搬送だけを頼むこともできますが、その場合も費用を確認してから依頼しましょう。
朝まで病院に安置してもらえますか?
病院によって対応が異なります。霊安室の利用時間が限られていることも多いため、まずは葬儀社に連絡して、搬送の時間を相談しましょう。
火葬はいつになりますか?
法律(墓地、埋葬等に関する法律)により、原則として死亡後24時間が経過しないと火葬はできません。それ以降の日程は、斎場の空き状況で決まります。大阪市の火葬までの日数は、大阪市エリアの公営斎場のページもご覧ください。
まとめ
夜間・深夜に家族が亡くなったときに、すぐにやるべきことは「死亡の確認」「葬儀社への連絡」「搬送と安置」の3つです。斎場の予約や死亡届の提出、親族以外への連絡は、夜が明けてからで間に合います。
慌てて決めずに済むよう、まず搬送と安置だけを依頼し、葬儀の内容と費用は落ち着いてから相談することが大切です。費用のめやすは葬儀の価格相場のページもご覧ください。
※受付時間は、大阪市「市立斎場のご案内」(2026年4月1日掲載)、大阪市「死亡届」(2026年4月1日掲載)、堺市「利用のご案内について」(2025年12月21日更新)、堺市「戸籍の届け出」(2026年3月19日更新)をもとに作成しています。運用は変更される場合があります。









